SFA B-License workshop を終えて

9月11日 SFA B-License workshop(B級トライアル)に参加してきました。

大失敗しました。

SFA B-License workshopとは

去年まではB級トライアルという名前で行われていました。
来年度のB級ライセンス受講の選抜試験のような感じです。SFA B-License workshopに参加して上位の評価者がB級ライセンス受講ができます。受講ができるだけで取得ができるわけではありません。
サッカーのライセンスはD級C級B級A級S級とありB級はちょうど真ん中のライセンスとなります。ただB級になると取得者がかなり減ります。一般的にB級があればちょっと凄いコーチと言った感じですね。J下部などでは、また話は変わりますが、、

それでは感想に入りたいと思います。


まず一番に思ったのはレベルの高さ。集まっている方の多くは埼玉の有名チームのコーチや強豪校のコーチや監督C級を取った時とはスタートがまず違いました。僕の場合はC級を山梨県のヴァンフォーレ甲府のコースに参加したため質の高いコースでしたがそれでも違いを感じました。

短めの講義を終えて指導実践のパートが決まり、指導実践がスタートしました。
4つのテーマ「ボールを奪う」「ゴールを守る」「ゴールを奪う」「ゴールを目指す」を事前に用意をして当日に決まりました。
今回の指導実践では1人の持ち時間は7分(なぁなぁふぅん)

そしてこの7分という短い時間がより難しくさせます。

今回僕が担当したのは「ボールを奪うの」TR2

指導案を作る際に一番最後まで決めれなかったテーマでした。「ボールを奪う」と「ゴールを守る」の違いを出すためにどうしたら良いかに一番迷いました。
字が汚いのはお許しください。笑

ということで自分の番が回ってきました。

今回僕がイメージしたのは相手高い陣地での守備。相手のビルドアップに対してどこでリスクをとりボールを奪うかそしてゴールに繋げるか。ゴールを簡単に奪うのは相手深い陣地でボールを奪うこと。そこにフォーカスしました。
今回指導案で書いたオーガナイズは実際にピッチに立った時にかなり狭く感じたので広さを変更しました。横幅は40mほど縦幅は22mほど。だいぶ想定していたところより横幅を広くしました。直前の変更ができたのは良かったですが、事前の想定が甘かったのも事実です。

ファーストプレー
まさかの成功パターンが出てしまいました。理想の高い位置でリスクを取りながらも奪える確率の高い守備でボール奪取に成功しました。
これがこの後の大失敗につながります。
指導中に大切なのは分析して適切なコーチングをすること その起きた現象の原因を探ることそしてフリーズコーチングとシンクロコーチング

この後僕はフリーズを入れてインターセプトの立ち位置の修正とインターセプトができなかったときに次に何をしてほしいかを全体に伝えました。そこからシンクロで「前から行こう!」と前から奪いに行くことを伝えましたが、この何気ない発言が守備者から成功を奪いました。3つのゴールに対して守備者が3人1人がプレスに行けばゴールは一つ開きます。そのずれがどんどん大きくなり守備は崩壊していきました。
この攻撃の有利に気付いたのは5分が経過していて、改善するには後2分というところで改善出来ずに終了しました。

大失敗です。

その後最後の講義が終わりフィードバックをもらいにいきました。その方はとてもストレートにいう方で僕の前の人もそこまで言うのか と思うほど言われており覚悟を持って聞きにいきました。
S級ライセンスを持った方(S級は一番上の資格)から頂いたフィードバックは自分の思ってたのとはまるで違いました。
最初に言われたのは

「センスあるね」「情熱とセンスを感じたよ」でした頭の中は??でした。
その後に大失敗のことのアドバイスをお聞きしました。

たった7分の指導でしたが、日本トップレベルの指導者の方にそう言ってもらえてのは純粋に嬉しくもありました。

「センス」は何を指して言っていただいたのか正直わかりませんが、「情熱」は自分の武器です。それが短い時間で伝わったのもとても嬉しく思いました。

B級のライセンス受講が叶うかは分かりませんが、たくさんの方の指導に触れたことや、アドバイスをいただいたことが成長につながると思っています。

これからも指導に全力で挑みます。

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